代表挨拶

皆様、こんにちは。株式会社クラフォートの代表を務めております、木幡吉成です。

私は書道アーティストとして、日本の伝統文化である書道を通じて、心の奥底から湧き上がる感情や思いを表現してきました。書道は、単なる文字を書く行為ではなく、一筆一筆に魂を込め、自分自身と向き合う「道」です。そして私はこの書道に筆跡学から派生した筆跡術を融合し「筆跡術書道」を行ってきました。日本が誇るこの美しい文化を、ただ継承するだけでなく、新しい形で世界に発信していきたいと考えています。

そもそもアートとはアーティストだけが生み出せるものとは思っていません。すべての人には「美しい」や「好き」があると思いますが、すべてのアートはそこに存在します。そんな自分の持っているアートに、まだ気付かない方もいらっしゃることでしょう。「美」は、すべての人に平等に存在しています。それを自分の手で形にできたときの感動はこの上ない、忘れることのできない喜びとなります。

そしてクラフォートでは、書道アートをベースにした製品やサービスを通じて、日本の美意識や精神性を感じていただけるよう、常に新しい挑戦を続けています。私たちは「和」の心、自然との調和が息づいた、古来より日本文化の中心にある「わび・さび（WABI SABI）」の美学を、日本を愛する外国人の方々に届けたいと日々考えています。

私たちの企画や製品作りは、単に日本の伝統を伝えるためのものではありません。世界中の方々に、日本の美しさ、深さ、精神性を感じていただくことを目指し、さらには自分で触れて、作っていただきたいと思っています。訪れてくださる諸外国からのお客様、または遠くから日本文化に憧れを抱いているお客様が、私たちの提供する企画や製品を通じて、心に響く体験をしていただきたいと願っています。

筆先には心があります。そして、思いを込めた一つ一つの作品が、日本文化の素晴らしさを世界に広める架け橋となり、皆様の生活へ彩りと感動をお届けすることができるのです。それが私の想いであり目的なのです。